iPad版クリスタ【3Dデッサン人形】オブジェクトランチャーの操作方法を確認しよう
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CLIP STUDIO PAINTの「オブジェクトランチャー」は3D素材を編集する各種ツールです。素材の位置や回転をリセットしたり、ポーズの素材登録をするメニュなどが並んでいます。一つひとつ動きを確認していきましょう。
CONTENTS
「オブジェクトランチャー」の14のツール
オブジェクトランチャーを操作をざっくり分類すると、以下の3つのグループに分けられます(グループ分けは私が操作してみて感じた独断と偏見です)。なお、本記事ではオブジェクトランチャーの操作を確認するだけですので、各ツールの細かい使い方については一旦割愛していますのでご了承ください。
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①3Dオブジェクトを選択(前へ/次へ)
左から1番目と2番目の矢印のアイコンをクリックすると、3Dレイヤーに複数の3D素材を配置しているとき、選択する素材の切り替えができます。
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②オブジェクトリストを開く
左から3番目のスパナのアイコンをクリックすると、サブツール画面の「オブジェクトリスト」を開きます。デッサン人形やカメラ、光の調整のオン・オフなどを選択、各種設定などが行えます。オブジェクトリストに関する説明は本記事では割愛しています。
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③カメラアングルの表示
左から4番目にあるカメラのアイコンをクリックすると、30種類あるカメラアングルのプリセットが表示されます。クリックすると様々なカメラアングルに変更できます。
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④編集対象を画面中央に表示する
左から5番目にある十字のアイコンをクリックすると、選択した3D素材を画面中央に表示させます。
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⑤3D空間のベースに接地
左から6番目にある四角のアイコンをクリックすると、空中に浮いた状態の素材を3Dの床面にピタッと吸着させます。
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⑥全身ポーズの素材登録
左から7番目にあるヒトのアイコンをクリックすると、3Dデッサン人形を素材登録するメニューを表示します。全身、左手、右手のそれぞれのポーズを素材として登録できます。登録方法については本記事では割愛しています。
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⑦素材の左右反転
左から8番目のアイコンをクリックすると、素材を左右反転させることができます。
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⑧初期ポーズにリセット
左から9番目のアイコンをクリックすると、初期ポーズにリセットします。ポーズを間違えてしまったり、初期ポーズからやり直したいときに使えます。
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⑨スケールのリセット
右から7番目のアイコンをクリックすると、素材のスケールをリセットします。サンプルではスケールが55になっている状態です。リセットのアイコンを押すと100に戻ります。
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⑩回転のリセット
右から6番目のアイコンをクリックすると、回転させた素材をリセットします。変な方向に回転してしまったポーズをやり直したいときに使えます。
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⑪体型を登録する
右から5番目のアイコンをクリックすると、3Dデッサン人形で設定した体型を登録します。本記事では体型の変更には触れないので説明は割愛します。
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⑫ポーズスキャナー
右から4番目のカメラのアイコンをクリックすると、ポーズスキャナーの各種メニューが利用できます。ポーズスキャナーはカメラやフォトライブラリで読み込んだ写真に写っている人物のポーズを読み取り、3Dデッサン人形にポーズをつけることができる機能です。ポーズスキャナーについては今後利用してみようと思うので、今回の記事では割愛しています。
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⑬関節の固定/関節の固定を解除
右から2番目、3番目のアイコンをクリックすると、関節の固定と解除ができます。ポーズを調整するときに使う機能ですが、関節の動かし方については別の記事にしたいと思うので今回は割愛します。
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⑭3Dデッサン人形の体型設定の調整
一番右にあるアイコンをクリックすると、デッサン人形の体型を調整するサブツールを表示します。本記事では体型の調整については説明していないので、詳しい使い方については今回の記事では割愛しています。
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回転や位置のリセットも使いながら3Dデッサン人形の操作に慣れていこう
まずは、意図しないポーズやアングルになってしまう時に対処できるよう、カメラ・素材の回転や位置のリセットをするメニューを覚えて3Dデッサン人形の操作に慣れていきましょう!ポーズの登録、ポーズスキャナーの使い方など、割愛してしまった操作が色々あるので今後一つひとつ勉強して記事にまとめていきたいです。
もうひとつのツールメニューの「移動マニピュレータ」の操作説明はこちらの記事で紹介しています。合わせてお読みください。
iPad版クリスタ【3Dデッサン人形】移動マニピュレータの操作方法を確認しよう
クリスタ3Dデッサン人形の各ツールの意味と使い方に関する本記事はこちら。