オタクグッズや同人誌を手放したら気持ちがすっきりした話【駿河屋 あんしん買取】
先日、中古グッズを取り扱う駿河屋さんの【あんしん買取】という中古買取を利用して、オタクグッズや同人誌などを手放してみました。どういう手順で買取を進めていったのかを備忘録として記事にまとめたので、グッズや同人誌を買い取りに出したいと考えている方に読んでもらえると、参考になる部分があるかもしれません。
CONTENTS
【事前準備】手放したいモノはなにか?
まず「自分が手放したいものは何なのか」を考えましょう。私の場合は、昔ハマっていた某ゲームジャンルの、大量に集めたていたグッズと同人誌でした。BOXで買ったアクリルスタンドや缶バッジ、埃がつくのが嫌で箱から出さずしまったままのフィギュアなど未開封品も多かったです。そのジャンルの同人誌も当時大量に買い込んでいて何百冊とあります。今はあまり見返すこともありません。
クローゼットにずっとしまわれたままのグッズや同人誌を見たとき「今の自分が持っていなくてもいいんじゃない?」と思ったんです。
コアなファンの多いジャンルなので今でもグッズや同人誌を求めている人がいるかもしれないと思い、これらのオタクグッズおよび同人誌をメインに駿河屋のあんしん買取を利用してみようと思い立ちました。
同人誌やグッズの売却価格を調べる
最初に行ったのは、「何を買い取ってもらえるのか調べること」でした。駿河屋には2種類の買取方法があり、私の場合は自分で売りたい商品を調べる【あんしん買取】を利用しました。
あんしん買取は、事前に売却価格が分かること、買取価格が3000円以上なら送料無料になること、調べれば売れる・売れないが分かることがいいなと思い、利用する決め手になりました。
あんしん買取検索のページで、売りたい商品を検索します。ここで該当の品が出てきて買取価格に値段の付いているものは「売却カートへ」のボタンを押してカートに追加していきます。カートに追加したら都度、発送用の箱に入れていき、箱がいっぱいになるまで検索や登録を続けました。このときは100サイズの箱を利用していました。
この「調べる」という単純作業、地味に時間がかかります。私の場合は一日でやるのがちょっと大変だったので、数日に分けて作業しました。売却カートはブラウザを閉じても査定申し込みをするまでそのままだったので途中からの作業も平気でした。
「メールにてお見積り」の商品と手動入力の商品
調べていくとたまに「メールにてお見積り」と書かれたものが出てきました。実際にあんしん買取を利用したことのある友人からは、値がつかないことがほとんどだったと聞いていたので、友人の教えに倣い、それらはスルーしました。
あんしん買取で検索しても一覧に出てこない同人誌もあったので手動入力で登録してみました。手動入力した中にはコピー本でも値がついたものもあったので、サークルさんによっては値の付く本もあるようです。「これは手動入力してもいいかも?」と思ったものは登録しても良いかもです。ただしこれも入力の手間がかかるので、余力があれば、でいいと思います(ちなみに結果としては、14点中9点に1500円ほどの値がつくことになりました)
査定申し込みをする
売りたいものを売却カートに入れ終わったら、見積もりをします。見積もり依頼をする商品が入った状態になっているので、一番上にある「申込み手続きへ」のボタンを押します。
利用規約に同意し、代金を受け取る口座番号、身分証のアップロード、必要事項を記入し、問題なければ「入力完了」のボタンをクリックして査定申し込みは完了です。数日後に来る見積もりメールを待ちます。
見積もりが来たら金額を確認する
数日後に見積もり金額が記載されたメールが届きました。駿河屋のマイページにログインしても見れます。
査定結果を見ていると、値が付かず0円のものもありました。その中で「不可品」と書かれたものは駿河屋に送ってはいけないので注意しましょう。私は2点ほど不可品がありましたので箱から出しました。
0円でも送って大丈夫のものもあるので、それらは発送することにしました。マイページで送らないもの(不可品)にチェックを入れ、一番下の確認を押します。店舗に直接持ち込むこともできるようですが、私は「発送」を選択しました。
同封が必要な用紙も印刷します(プリントアウトできなければ必要事項を手書きしたメモの同封でも問題ない)。
荷物を発送する
段ボールに詰めて発送する作業に入ります。気をつけることがいくつかあります。
申し込みした順になるように詰める
駿河屋さんのスタッフさんの作業負担を減らすためにも、申し込み順に箱に詰めていきます。本だけなら順番通りにできますが、自分は小物やフィギュアがあったため順番に入れると本が折れてしまうため、だいたい申し込み順になるよう心がけて入れていきました。
0円のものはまとめる
0円のものは透明な袋に入れて、袋にマジックで大きく「0円」と書いてまとめました。本の場合は輪ゴムでまとめて、一番上に「0円」と書いたふせんを貼っておきました。これもスタッフさんの作業負担を減らすためです。
発送伝票に必ず取引番号を記載する
品名の欄に必ず「取引番号」(Bから始まる数字)を記載しましょう。
箱に詰めて送り状も書いたら、郵便局の窓口に持っていき、着払いで発送しました。
初回は住所確認のための簡易書留が来るので受け取る
初回のみ、古物営業法に基づいて簡易書留の送付があります。これは必ず受け取らないといけないので受け取ってください。受け取るだけでいいので、特に何かすることはないです。
査定額が振り込まれる
今回の結果は売却数が34点、査定額が25,231円でした。特に高かったのがフィギュアでした。ちょうど買取アップキャンペーンもあり2100円も上乗せされていたようです。同人誌の値段はジャンルや作家さんによってバラバラでしたが、大半は値がついたおかげで焼却処分することなく手放せました。
駿河屋のあんしん買取をやってみて
- ・あんしん買取検索はかなり時間がかかる
- ・1度に買取申し込みできる量に限りがある
- ・同人誌を古紙回収に出して処分するよりも気持ちがほっとする
- ・部屋が少しずつ片付いていく
- ・一度やってみると片付けの勢いがつく
- ・作業は面倒だけどスッキリはした
駿河屋に手放すことで、新たに探し求めている人の手に渡るチャンスが生まれると思うと、今回手放せてよかったなと思いました。
一番手間なのが買取検索ですが、どうしても時間のかかる作業なので一気にやるか、少しずつ進めるかは人それぞれかと思います。また、自分の場合は車を所持していないため、一度に発送出来る量に限界がありました。予め郵便局に持っていける量を査定してもらうようにしました。
同人誌については、駿河屋やらしんばんなど同人誌を取り扱っている中古ショップに売る以外は、友人に譲るか、焼却処分するしかありません(メルカリやヤフオクでは同人誌を出品してはいけません)
とはいえ作家さんによっては中古ショップにも売ってほしくない方もいらっしゃいます。作家さんの意思を尊重するのが一番です。処分方法を奥付に記載している方もいらっしゃるので見てみましょう。
駿河屋のあんしん買取を行ってみたい方の参考になっていたら幸いです。私もまだまだ大量にあるグッズや同人誌を引き続き手放していこうと思います。