WEBオンリーにサークル参加する時、店舗設定のリンク先をどうしたらいいか悩まれる方もいらっしゃるかと思います。本記事ではWEBオンリーでよく見かけるリンクまとめサービスやプロフィール作成サービスをご紹介します。それぞれのサンプルページも用意しましたので参考になれば幸いです。

WEBオンリーでよく使われているリンクまとめサービス、プロフ作成サービスを紹介

pictSQUARE（ピクスク）のWEBオンリーにサークル参加する際、出展区分という設定が必要になるのですが、「その他の通販サイト」を選択した場合はご自身の通販サイトのリンクを設定します。このリンク先の設定を、自己紹介サービスやリンクをまとめられるwebサービスなどに飛ばしてご自身の展示作品や通販作品の案内をしている方も多いですよね。参考：その他の通販サイトでのサークル参加（pictSQUARE）

今回はWEBオンリーでよく見かけるリンクまとめサービス、プロフィール作成サービスをサンプルページと合わせてご紹介していきますね。

1.lit.link（リットリンク）

「lit.link」はWEBオンリーでよく見かけるリンクサービスのひとつです。綺麗なデザインテンプレートがあり、簡単にリンクをまとめることが出来ます。様々なWEBオンリーでlit.linkを利用されている方をたくさん見かけるので、使ったことのある方も多いのではないでしょうか。

登録も簡単で、LINEアカウントもしくはメールアドレスで登録できます。シンプルなデザインエディターで直感的に操作できますし、必要な要素を足したり引いたり、項目の入れ替えも簡単にできます。自由度が高くて使いやすいです。ワンクリックでプレビューできるので完成ページを確認しながら作れます。

背景画像もセンスの良い写真素材が揃っていて、適当に選んでも自然と見栄え良く仕上がります。そこまで手間をかけずに、でも綺麗めにしたい！という人にはlit.linkがおすすめです。文字色やフォントなどカスタマイズも色々細かくできるので、時間をかければより洗練されたページに仕上げられます。

lit.linkを使ってお品書きページをイメージした使い方

サンプルとして作ってみたページはこちら。豊富なテンプレートや綺麗な背景写真を組み合わせて作れるので、どれを使おうか逆に迷ってしまったり…作っていて楽しかったです！

2.プロフカード

「プロフカード」もよく使っていらっしゃる方を見かけますね。Twitter連携をすればすぐに使えるのでとても手軽に利用できます。

見出し＋本文で項目分けされているシンプルな構成が、情報が見やすい要因のひとつに感じます。lit.link同様、項目を入れ替えることができ、スマホからでも操作しやすいエディター画面です。文字のみで情報を伝えられれば構わない、という方には特におすすめです。

ただし、すでにプロフカードを普段利用していてプロフィールの詳細を掲載するのに使っている場合はWEBオンリー用に書き直したりしないといけないので、手間に感じる方は別のサービスを利用されてもいいかなと思います。手間じゃないよという方やまだ使ったことのない方はぜひWEBオンリーで利用してみてください。

プロフカードを使ってお品書きページをイメージした使い方

サンプルとして作ってみたページはこちら。項目を矢印で移動することで上下を入れ替えできるのも編集しやすくて使いやすいです。上部をクリックすると背景画像も指定できます。アイコンもTwitterで使っているもの以外に変更できます。個人の好みですが、絵文字も使うと文字だけよりも賑やかな印象になります。

3.HTML名刺

HTML名刺もWEBオンリーでよく見かけますね。こちらもTwitter連携をすればすぐに使うことができます。公式の説明にもあるように、おしゃれ画像が盛りだくさんのプロフページを作るのが気恥ずかしいという方でも使えるようにと、シンプルなレイアウトが特徴のwebサービスです。

今回紹介するwebサービスの中では一番シンプルな見た目です。プロフィール画像はTwitterで設定しているアイコンが反映され、別のものに差し替えなどはできませんでした（表示or非表示を選択するのみ）。プロフカードなどでは絵文字が使えましたが、HTML名刺では絵文字も使えないようです。装飾などは不要、とにかくシンプルでいい！といった方にはHTML名刺が好まれるかもしれません。

項目が追加できて上下の入れ替えができるくらいしかカスタマイズはできないですが、簡単ですぐに作れるので便利です。あと、WEBオンリー会期中しか見せたくないといった方は「名刺をプライベートにする」にチェックを入れておくと、検索や一覧表示などで出てこなくなるようです。

プロフカード同様、普段使っていらっしゃる場合はWEBオンリー用に書き直しが必要です。

HTML名刺を使ってお品書きページをイメージした使い方

サンプルとして作ってみたページはこちら。縦型名刺っぽいデザインで非常にシンプルな見た目です。項目の追加はタイトルと概要を入れるのみなので操作も難しくないです。名前下の肩書き欄には、参加するイベントのスペース名などを入れてる方も見かけますね。

4.knoow

knoowはプロフィールを作成できるwebサービスで、メールアドレスで登録することができます。簡単な問いに答えていくことですぐにページが作成されます。

ページにアクセスしたときにまず背景画像が大きくぱっと目に入ってきます。lit.linkやプロフカードのように項目を増やせるのはリンクの設定だけで、背景画像が設定できる、プロフィール欄にテキストを記入できる以外のカスタマイズがない分、非常にシンプルで使いやすいです。

キャッチコピーの通り5分程度ですぐに用意できてしまうので、時短で準備したい人にもおすすめできそうです。

knoowを使ってお品書きページをイメージした使い方

サンプルとして作ってみたページはこちら。最初に絵が大きく表示されるので、まず新刊の表紙をぱっと見せたい！といった使い方をするのに向いてそうだなと感じました。

5.LINK MIX

LINK MIXは複数のリンクをひとつのURLにまとめることのできるwebサービスです。ポイピクのリンクや書店委託のリンク、pixivやBOOTHへのリンクなどをまとめている方をよくお見かけします。

会員登録なども不要でどなたでもすぐ利用できます。かなりシンプルなので準備に時間をかけられない人には特におすすめです。

利用する際の注意点としては、一度作成すると後から中身を修正することができないため直したい項目が合った場合は再作成をしないといけないこと、リンクは20個までの制限がある、直近1年間アクセスがないとページが削除される、などありますので理解した上で利用されると良いと思います。

LINK MIXを使ってお品書きページをイメージした使い方

サンプルとして作ってみたページはこちら。各項目はURL、説明テキストが入力でき、上下移動ができました。URLを入れれば5分と掛からずまとめページが準備できちゃうのでとても便利です！

5つのサービスを比較してみる

5つのサービスについて、機能面などの違いを表にまとめてみました。

	登録方法	手軽さ	デザイン設定	画像設定
lit.link	LINE メアド	★★	カスタマイズ可 テンプレもある	背景も項目も設定できる
プロフカード	Twitter	★★★	固定フォーマット 項目の上下入れ替え可	上部背景とアイコン
HTML名刺	Twitter	★★★★	固定フォーマット 項目の上下入れ替え可	設定できない
knoow	メアド	★★★	固定フォーマット	背景のみ
LINK MIX	登録不要	★★★★★	固定フォーマット 項目の上下入れ替え可	設定できない

他にも見かけるWEBリンクサービス

WEBオンリーを散策していると他にも様々なwebサービスを利用されている方をお見かけします。他にも見かけたら随時追加していきますね。

Linktree

海外のwebサービスのため英語表記です。リンクボタンが並ぶシンプルなまとめページを作成できます。WEBオンリーでも利用されている方をお見かけすることがあります。

Linktree 

POTOFU（ポトフ）

プロフィールとポートフォリオが手軽に作成できるwebサービスです。イラストレーターやクリエイターの方がポートフォリオとして使っていらっしゃるのをよくお見かけます。無料で利用できて広告も入らず、ページのカスタマイズも簡単にできるようです。WEBオンリーでは「リンクリスト」が上手く使えそうです。

POTOFU 

とらのあなWEBオンリー

とらのあなのWEBオンリー支援を受けているイベントが利用できるサイトです。サークルページを無料で作ることができます。利用するにはご自身の参加するWEBオンリーが支援を受けていること、とらのあなのサークル登録が必要、など条件を満たしている必要があります。

とらのあなWEBオンリー 

他にも、ご自身でサイトを持っていらっしゃる方や、「ペライチ」「Wix」「STUDIO」「ジンドゥー」「ナノ」といったHP作成サービスを利用されている方もいらっしゃいます。

ピクスク内で完結する方法ももちろんある

これらのwebサービスを使わず、ピクスク内の設定で頒布情報を掲載されている方もよくお見かけします。ピクスクで完結できた方がページ移動が少なくなって便利ですよね。

ただしリンクボタンの装飾にはHTMLやCSSの知識が少し必要そうなので、カスタマイズ方法やコピペで使えるボタンリンクなども、今後記事にまとめていけたらと思っています。

まとめ：時間と手間どちらを取るか？自分に合ったサービスを利用しよう

サンプルページを作っていて感じたことは、デザイン性の高いものはいじっているうちに細部もこだわりたくなって、多少時間がかかってしまった印象がありました。逆にシンプルなものは情報を流し込めばすぐに完成するので時短で準備できました。ピクスクは操作になれてないと時間がかかりますが、ピクスク内で完結できるというメリットがあります。

ちなみに、これらのリンクまとめサービスやプロフィール作成サービスを介さずに、直接ポイピクやPrivatterに作品を掲載して店舗詳細のリンクに貼られている方も結構いらっしゃいます。無理にまとめページを準備する必要がない場合もありますよね。

ご自身がページの準備に時間を割けるのか、そうでないのかを考慮したうえで、自分に合うサービスを選んで利用するのがよいと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。ここまで読んで下さり、ありがとうございました！